時刻表の見方の基礎
ここでは基本的な時刻表の見方について簡単に解説します。




列 車 番 号 825M 3 37


 
特急
急行
東  京
新   橋
品   川
横  浜
大   船
藤   沢
辻   堂
茅 ヶ 崎
平   塚
大   磯
二   宮
国府津
鴨   宮
小田原
早   川
根 府 川
真   鶴
湯 河 原
熱  海
1221
1225
1231
1249
1250
1313
1319
1323
1328
1336
1341
1347
1353
1357
1400
1409
1412
1418
1425
1430
1436
1230
1254
1255
1357
1300
1309
1328
1330
1349
1419
1421
1443
終      着
沼津
1501
大阪
2000
鹿児島
1540

数字だけがたくさん並んでいて見方が難しいような時刻表ですが、ちょっとしたコツさえわかれば、
時刻表の見方はそれほど難しいものではありません。

基本的には1つの列車が縦1列に、上から列車番号、列車名と表記され、さらに時間をおって
始発駅を何時何分に出発して、どの駅には何時何分に到着し何時何分に発車、あるいは通過、
そして終着駅に何時何分に到着といった情報が記載されています。

それらの1列毎に表記された列車が、そのページでの基準駅(例では東京駅)における発車時間
順に、左側から右側に並んで表記されています。

左表の例で具体的に説明いたします。

上の行から順に見ていくと、一番上には列車番号が記載されています。
列車番号について詳しくは別に解説しますが、列車名がある特急・急行列車等以外の列車
(普通列車や快速列車)を見分けるために使用します。

次の行には列車名の欄があり、特急列車や急行列車などの列車愛称名が記載されています。

次に東京駅の行を右に見ていくと、12:21に825M、12:30に特急A列車、13:00に急行B列車
といった順に発車していく事がわかります。
(時刻表では24時間表記ですので午前9時は 900 午後9時は 2100 といったような表記)

今度は特急A列車の列を上から見ていくと、この列車の列車番号は3列車で、列車種別・列車名が
特急のA列車であることが記載されていて、さらに下の数字の欄を見ていくと、

特急A列車は東京駅を12:30に発車し、新橋駅・品川駅は通過
横浜駅に12:54に到着し、12:55に発車
大船駅から湯河原駅までは通過
熱海駅には13:57に到着
特急A列車はその後も終着駅の大阪駅まで走行し、大阪駅には20:00の到着

といった事がわかります。

参考までに、この例にあげた列車は昭和33年11月時点で実在していた列車です。
825M 東京発沼津行 普通列車(電車)
特急A列車 東京発大阪行 特急「はと」
急行B列車 東京発鹿児島行 急行「霧島」


時刻表の見方・読み方