演劇やテレビ・ラジオドラマに必要不可欠なものが効果音です。
自然現象や時間・季節・雰囲気の表現や、実際には再現不能なものを連想させたりと、
効果音は劇を盛り上げる大切な脇役です。
現在ではさまざまな効果音を収録したCDが発売されていますが、昔はそのようなものは無く、
音響効果を担当する技術者・職人が、さまざまな工夫をして効果音を作り出していました。
本物の音を録音(いわゆる生録)する場合もあれば、本物の音を収録する事は困難な場合や、
現実には無い音を表現するために似ている音で代用する、または本物以上に本物っぽい音で
代用する、いわゆる擬音で効果音を作成する場合も数多くありました。
演劇などで効果音を使用する際に、効果音のCDから使用するのも、もちろん良いですが、
劇の内容にぴったりしたものが見つからない場合などに、ぜひ自分たちで工夫して効果音を
作り出す喜びを味わっていただければと思います。
このサイトでは、昔ながらの技法での効果音作りを中心に、簡単で安価に(基本的に材料は
100円ショップで買える物を中心に、本来ゴミになってしまう様な物を使用します)作成出来る
効果音作りを紹介します。
まずは、定番の波ざる・雨うちわ等の効果音の作成方法を動画も使用して紹介いたします。
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